Hot Issues of Skills Development

カテゴリー:これからの労働市場で求められるスキルと労働者
近年、労働者には単純な作業技術だけでなく、複合的な問題解決能力が求められています。ここでは、職業技術、認知能力スキルと非認知能力スキル、またICTスキルのように今後求められる技能の習得について取り上げます。また、若者の雇用問題やジェンダー問題など、労働者に関わる問題にも焦点を当てます。

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  • ソフトスキルとは何か②なぜ重要なのか?

    前回のエッセイ「ソフトスキルとは何か① ハードスキルとソフトスキル」では、ソフトスキルとハードスキルの違いをある程度明らかにしましたが、今回の②では主にソフトスキルに焦点を当て、今日の変化の激しい社会…… 続きを読む

  • ソフトスキルとは何か① ハードスキルとソフトスキル

    近年ソフトスキルが、研究者や実務者の間で大変注目されています。今日の競争の激しい労働市場において、雇用主は、ハードスキルとして知られている、技術的または特定の職種に限定されたスキルしかなく、他の重…… 続きを読む

  • 「自己効力感」とはなにか

    「試験に合格すること」「英語が話せるようになること」「昇進すること」「禁煙すること」など、目標を立てて行動することは、私たちの日常においてよく行われます。目標に向けて日々取り組んでいくことを決めても、…… 続きを読む

  • 急増するギグワーカーと新たな課題

    現在、個人の働き方が多様化しており、インターネット上で単発の仕事を請け負うことで収入を得る「ギグワーカー」が世界各国で増えています。Uber などによるギグワーカーは私たちの日常にもありふれた光景とな…… 続きを読む

  • 働きがいと非認知能力

      個人が組織で目的を達成する時、自らの能力が発揮できるという時、その個人は、「この業務ができてよかった」という、自らの業務や役割に対して働きがいを感じます。各個人の感じる「働きがい」…… 続きを読む

  • 熟練していく過程とはどのようなものか

    学習や練習を経験的に続けていくことで、高い技能を獲得していくことを熟達すると言います。熟練するためには、Ericsson (2001)が、「10年ルール」と呼んでいるように、10年近い経験を要します。…… 続きを読む

  • 逆境を乗り越えるための能力「レジリエンス」とは何か

    現在、新型コロナウイルスが長期化し、先の見えない不確実な状況は、私たちの日常を常に不安にさせます。非認知能力の一要素とされる「レジリエンス」は、このような不安な状況を乗り切るための能力として重要視され…… 続きを読む

  • 非認知能力におけるGrit(やり抜く力)-隣接する特性との関係とGrit測定方法-

    非認知能力が教育・人材育成において注目される中、「やり抜く力」も「Grit」という心理特性から注目され、研究が進められています。「Grit」という概念は、長期的な目標を成し遂げることを支える非認知能力…… 続きを読む

  • 仕事の意義と報酬

    仕事の場においてエンゲージメントやモチベーションの重要性が従業員のパフォーマンスや組織環境、企業レベルの生産性と関連付けて多くの論文で示されています(Ovidiu 2013, Bawa & B…… 続きを読む

  • 認知能力と非認知能力があれば十分?

    近年、認知能力のみならず非認知能力の重要性が幅広く取りざたされるようになりました。これらの2つの能力が人生の様々な側面で個人の人生に影響を与え形づけることは多くの文献で実証されています(Heckman…… 続きを読む