独自の評価シートを元に企業とのマッチングを図り、現地で必要とされる人材を育成しています
SKY[Skills and Knowledge for Youth] ホーム 人材育成の可能性
SKYでは、単純な作業技術だけではなく、複合的な問題解決能力のある人材の育成を提案します。
認知的能力 | 座学で学ぶ基礎的な知識や読解力、計算力の必要性を検証します。 |
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職業技術 | 特定の業種で必要な作業を行う力の必要性を検証します。 |
非認知的・態度的能力 | 現場で求められる課題に対して、身につけた知識や技術を使う力は重要です。また、仕事上の対人関係、ルールの順守や適切な判断など、仕事の特性に応じた問題解決能力を提案します。 |
国・産業を問わず適切な技能評価を行えるよう、現在、事例国で施行と検証を続けています
労働力の需要(雇用主)と供給(学校)の間で、技能に対する期待にミスマッチが起きている可能性があります。そのため、ミスマッチの存否と、その具体的な内容を把握することが必要です。
この研究は、教育学や経済学でも周辺的な扱いにすぎず、蓄積の薄い分野ですが、実社会での需要は極めて高いと考えられています。近年では、Outcome-based, competency-basedといった、結果に重点を置く教育議論が主流ですが、本当に使える知識・技能が身に付いているかどうかは、ほとんど評価されていないのが現状です。SKYでは技能を総合的に測定するモジュールを開発し、実際の活動に活かしています。
企業の雇用主と職業技術学校(TVET校)の教員に、若者の技能を採点してもらいます。
南アフリカ・エチオピア・ガーナ等で企業の労働者の技能評価を行っています。 調査によって、政府の人材育成や産業政策に貢献することを目的としていますが、 同時に、現地企業の従業員や雇用主にも積極的にフィードバックを行っています。 その結果、生産性が上がった・労働者の仕事の質が向上した等の効果がありました。