活動報告

SKYプロジェクトで行った活動をご報告いたします

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  • 日本語活動報告 UNIDO-Japan Cooperation Webinar Series “Joining Forces for Industrial Skills Development”にて山田肖子教授が基調講演を行いました

    2021年7月1日(水)に、国連工業開発機関(UNIDO)と在ウィーン国際機関日本政府代表部の共催オンラインイベントシリーズ「産業人材育成に向けた協力」が開催されました。本イベントは「ISIDのためのパートナーシップ:UNIDOと日本の協力関係における新たな課題と機会」シリーズの第2回目にあたります。 ウェビナーでは、官民セクター、開発パートナー、学界、市民社会から登壇し、産業人材育成についての意見を交換しました。 本Webinarでは、SKY プロジェクトリーダーの山田肖子教授が登壇し、基調講演を行いました。基調講演では、産業スキルディベロプメントの重要性、仕事で必要とされるスキルとはなにか、スキルギャプはなぜ起こるのかといった、途上国における産業技能開発の課題と可能性についてを発表されました。 UNIDOのウェブサイトにて、本Webinarのレポートが公開されております。以下URLよりご覧ください。 英語ページ http://www.unido.or.jp/en/outcome/seminars_events/8810/   日本語ページ http://www.unido.or.jp/outcome/seminars_events/10976/   また、本Webinarの山田教授のプレゼンテーション資料は「SKY関連論文、資料」より閲覧できます。    

  • 日本語活動報告 【発表資料公開】国際開発学会第22回春季大会、企画セッション「アフリカ都市部における技能と雇用」

    6月12日(土)に国際開発学会第22回春季大会が開催されました。 企画セッション「アフリカ都市部における技能と雇用―労働者個人と社会的状況との相互作用―」において、SKYメンバーの近藤菜月特任助教、SKYリサーチアシスタントの水谷文と山崎裕次郎が口頭発表を行いました。 本企画セッションでは、アフリカをフィールドとして、不確実性に対する個人のあり方、労働者の属性及び能力と賃金や労働機会との関わり、アフリカ都市における技能形成の実態についてそれぞれ報告し、意見を交わしました。 本セッションの発表資料はSKYプロジェクト関連資料ページに公開しております。

  • 日本語活動計画 【イベント予定】UNIDO-JAPAN COOPERATION ウェビナーシリーズ: Joining forces for industrial skills development

    7月1日10:30-12:00(CEST)(日本時間(JST)では7月1日(木) 17:30-19:00)に、UNIDO-JAPAN COOPERATION Webinar Series Joining forces for industrial skills developmentが開催されます。 本ウェビナーでは、途上国における産業スキルディベロプメントにおける課題と展望を議論し、効果的な開発のためのパートナーシップを構築することを目指しております。 本ウェビナーを主催するUNIDOは、産業開発を促進する国連機関として、官民のパートナーシップのイニシアチブとることで、産業技能開発のための持続可能で包括的な取り組みを行なっております。 技術革新とグローバル化により、産業構造が高度化し続けています。その一方で途上国は、依然として熟練した労働力が不足している課題に直面しています。さらに現在では新型コロナウイルスの蔓延によって産業人材育成における課題を一層複雑化しています。 UNIDOと日本政府は、数多くの産業スキルディベロプメントを今までにも協力して取り組んできており、それらの貢献を再確認するために新たなプロジェクトが立ち上がりました。本ウェビナーではUNIDOと日本の協力を一層強めるため、途上国の産業スキルディベロプメントを議論し課題と展望を議論していきます。 本ウェビナーには、SKYプロジェクトリーダーである山田肖子教授が登壇します。ぜひ事前登録し、ご参加ください。 ウェビナーに関する詳しい情報はこちら  

  • 日本語活動報告 【活動報告】国際開発学会第22回春季大会にて、ラウンドテーブル 途上国の産業人材、生産性、カイゼン『途上国の産業人材育成:SDGs時代の知識と技能』出版記念企画が行われました

    6月12日に開催された国際開発学会第22回春季大会にて、ラウンドテーブル「途上国の産業人材、生産性、カイゼン−『途上国の産業人材育成:SDGs時代の知識と技能』出版記念企画−」が行われました。本RTでは、2021年2月に出版された『途上国の産業人材育成:SDGs時代の知識と技能』における議論を皮切りに、途上国の産業人材育成に関する現状と展望の意見交換を行いました。 初めに、司会である政策研究大学院大学の大野泉教授より、書籍の紹介および本RTの主旨を、なぜ今、途上国で産業人材育成なのかを踏まえて説明されました。次に、問題提起として京都大学の高橋基樹教授、名古屋大学のクリスチャン・オチア准教授、JICA緒方貞子平和研究所の辻本温史研究員より、カイゼンの途上国への適応、エチオピアの人材育成とキャリアパス、日本の産業人材育成分野における開発協力のそれぞれに関する現状と諸課題を報告されました。 その後、ディスカッサントである明治大学の島田剛准教授、JICA緒方貞子平和研究所の神公明研究員、名古屋大学の山田肖子教授より問題提起を踏まえた議論が展開されました。議論の中で、日本型のカイゼンが生まれた歴史的経緯をたどり、カイゼンの理念を改めて確認し、途上国への適応可能性と諸課題を整理していきました。また、カイゼンを含め、途上国の産業人材育成を考察する時には、目標や実現される型が先行する演繹による考えと、状況や個別特殊性に基づいた帰納による考えの双方を考えていく必要があることが指摘されました。 最後に、大野泉教授より、これらの意見交換を通じて、途上国の産業人材育成に関する議論を深める為には、多面的な視点を取り入れることが重要である点を改めて確認し、本RTは閉幕しました。

  • 日本語活動計画 【活動予定】 6月12日の国際開発学会第22回春季大会にて、ラウンドテーブルと企画セッションでSKYメンバーが登壇します

    2021年6月12日に開催される、国際開発学会春季大会にて、SKYプロジェクトメンバーが登壇します。 ラウンドテーブル「途上国の産業人材、生産性、カイゼン―『途上国の産業人材育成-SDGs時代の知識と技能』出版記念企画―」にてSKYプロジェクトリーダーの山田肖子教授はディスカッサントとして、SKYメンバーのクリスチャン・オチア准教授はプレゼンターとして登壇します。 本ラウンドテーブルでは、他の執筆者の方々と刊行された書籍を軸に、各登壇者の多角的な視点から途上国の産業人材育成について議論を展開させていく予定です。   また、企画セッション「アフリカ都市部における技能と雇用―労働者個人と社会的状況との相互作用―」において、SKYメンバーの近藤菜月特任助教、SKYリサーチアシスタントの水谷文と山崎裕次郎が口頭発表を行います。 本企画セッションでは、アフリカをフィールドとして、労働者の属性及び能力と賃金や労働機会との関わりや、実践の在り方についてをそれぞれ報告していきます。   ラウンドテーブル・企画セッションについて(敬称略)   途上国の産業人材、生産性、カイゼン ―『途上国の産業人材育成-SDGs時代の知識と技能』出版記念企画― 登壇者: 高橋基樹(京都大学)、クリスチャン・S・オチア(名古屋大学)、辻本温史(国際協力機構) 司会:大野泉(政策研究大学院大学) 討論者: 神公明(国際協力機構)、島田剛(明治大学)、山田肖子(名古屋大学)   アフリカ都市部における技能と雇用―労働者個人と社会的状況との相互作用― 司会:山田肖子(名古屋大学) 報告者:山崎裕次郎(名古屋大学)・松原加奈(京都大学)水谷文(名古屋大学)・近藤菜月(名古屋大学) コメンテーター:高橋基樹(京都大学)・町北朋洋(京都大学)   2021年国際開発学会春季大会は、新型コロナウイルスの拡大に伴い、オンラインで実施されます。 参加登録は6月11日までとなっておりますので、興味・関心がある方々はご参加ください。 国際開発学会第22回春季大会特設サイト

  • 日本語活動報告 Ghana Interim Report紹介文

    SKY Project Ghana Interim Reportが公開されました。 以下、レポートの紹介文となります。   本レポートは、ガーナの2019-2020に、縫製企業2社、TVET機関4校、インフォーマルセクターに対して実施した技能評価の分析結果をまとめたものである。 分析の内容は大きく以下の4つである。 ①能力の構成要素に関する分析(認知能力と非認知能力がパフォーマンスにどう影響しているか、それぞれの能力が互いにどう影響し合っているか) ②「どのような技能が職場で重要か」に関するステークホルダー間の認識ギャップ ③フォーマルセクターとインフォーマルセクターの比較分析(認知能力と非認知能力、給与との関係) ④TVET機関学生のキャリアプランに影響する要因(属性的要因と主観的要因)   それぞれの分析からわかったこと: ①座学的知識と実技能力の間には正の関係があること。非認知能力(態度的能力・性格特性)は認知能力及び実技能力の両方に寄与すること。また、自分の能力に関する「メタ認知」が実技能力に寄与することから技能形成過程におけるフィードバックの重要性が示唆された。 ②雇用者は労働者に、職場の状況を判断しながら自ら動くことを期待しているのに対して、学生や労働者は、指示に従うことをより重視している傾向が読み取れた。職場における自律的な行動について、雇用者と求職者の間に認識ギャップがあると推測される。 ③インフォーマルセクターとフォーマルセクターそれぞれで、給与の高いグループと低いグループを比較したところ、セクターに関わらず「意志決定」は給与の高いグループにおいて点数が高く、「敵対心」は給与の低いグループにおいて低いことが分かった。給与の高いグループと低いグループでみられる特徴のうち、セクターによって傾向が異なるものもあり、各セクターの構造との関係についてさらに調査が必要である。 ④学生自身が「どのような技能に自信があるか」が、自営業者になるか工場労働者になるかと言った進路に影響を与えていることが分かった。各職場で求められ技能や、そうした技能をどこで身に着けられるかという情報が得られることは、キャリアプランや雇用のマッチングに大きく影響すると思われる。   以上のように、「技能」自体の複雑性と、その形成過程の選択肢の多様さから、ステークホルダー間の連携と、そうした連携を促進する柔軟な政策が求められるだろう。   レポートの詳細は、こちら(SKY論文紹介ページ)    

  • 日本語活動報告 【イベント報告】『途上国の産業人材育成—SDGs時代の知識と技能』刊行記念セミナー

    4月20日に、JICA緒方貞子平和研究所と名古屋大学SKYプロジェクトが共催で「『途上国の産業人材育成—SDGs時代の知識と技能』刊行記念セミナー」が開催されました。 本セミナーでは、日本評論社より出版された『途上国の産業人材育成 SDGs時代の知識と技能』についての解説及びパネルディスカッションにより意見交換を行いました。 初めに共同編者のGRIPS教授・JICA緒方研究所シニア・リサーチ・アドバイザーの大野泉先生より挨拶があり、名古屋大学教授・SKYプロジェクトリーダーの山田肖子先生から、途上国の産業人材育成に焦点を当てた本書の刊行経緯と意義が説明されました。説明の中で、底辺の競争からの脱却というマクロ経済の視点、個人の雇用、貧困削減というミクロな視点から人材育成を考える意義のほか、非認知能力などの多様な能力に目を向けることの重要性が指摘されました。 パネルディスカッションではJICA緒方貞子平和研究所の辻本温史研究員、ILOチーフテクニカルアドバイザーの森純一先生、京都大学教授の高橋基樹先生、JICA緒方貞子平和研究所専任参事の神公明先生より、執筆された各章に関するトピックの意見共有が行われました。 質疑応答においては、非認知能力の幼児教育以降の可鍛性、カイゼンを含む日本のTVET協力の今までの取り組みについての質問があがり、登壇者同士で意見交換がされました。 その後、高橋先生より、インクルーシブな開発という下でするべきこととして実際に現場を見ることの重要性が指摘され、山田先生からもTVETの多様な形態は公平性や特定のニーズといったそれぞれの強みを現地に沿うように活かしていくことが重要であると最後に指摘され、JICA緒方研究所次長の山田実上席研究員より、本著の刊行を皮切りに途上国の産業人材育成に一層関心が高まることへの期待の言葉をもって本イベントが閉会しました。 (文:山崎裕次郎)  

  • 日本語活動計画 【イベント情報】『途上国の産業人材育成—SDGs時代の知識と技能』刊行記念セミナー

    大野泉先生(GRIPS教授/JICA緒方研究所シニア・リサーチ・アドバイザー)とSKYプロジェクトリーダーの山田肖子先生が共同編集した『途上国の産業人材育成ーSDGs時代の知識と技能』が2021年2月に刊行されました。本書の刊行記念のオンラインセミナーが4月20日に開催されますので、以下に詳細を記します。 『途上国の産業人材育成—SDGs時代の知識と技能』刊行記念セミナー 日時:2021年4月20日 15:00−16:30 開催場所:オンライン(Zoom) 共催:JICA緒方貞子平和開発研究所、名古屋大学SKYプロジェクト 参加費:無料 言語:日本語 申し込みはこちら   本書では、途上国の産業人材育成に携わる研究者と実務者が執筆されており、SKYプロジェクトメンバーも執筆されています。アジアやアフリカに詳しい研究者と実務者が異なる視点から多面的に産業人材育成について議論しています。 本セミナーでは、編者による本書の紹介、概要説明を初め、パネルディスカッションを通じて執筆者同士で途上国の産業人材育成について意見交換をしていきます。 オンラインセミナーの詳しい情報はJICA緒方研究所webサイトをご覧ください。     『途上国の産業人材育成—SDGs時代の知識と技能』書籍について     『途上国の産業人材育成 SDGs時代の知識と技能』刊行記念インタビュー:大野泉先生 『途上国の産業人材育成 SDGs時代の知識と技能』刊行記念インタビュー:森純一先生 『途上国の産業人材育成 SDGs時代知識のと技能』刊行記念インタビュー:神公明先生 『途上国の産業人材育成 SDGs時代知識のと技能』刊行記念インタビュー:島田剛先生

  • 日本語活動計画 国際開発学会第31回全国大会にてセッション「産業人材の技能形成と非認知能力」にてSKYメンバーが発表を行います

      12月5・6日にオンラインで開催される国際開発学会全国大会にて、セッション「産業人材の技能形成と非認知能力」にて発表を行います。本セッションでは、SKYプロジェクトリーダーの山田肖子教授を座長とし、コメンテーターとして京都大学の高橋基樹教授とお茶の水女子大学の浜野隆教授をお招きし、メンバーの島津助教と近藤特任助教、リサーチアシスタントの水谷と山崎が研究発表を行います。  従来の学校教育で測定をする読み書き計算といった認知的能力と、職場での作業で必要な作業的能力のみならず、近年では問題解決能力や対人スキルといった非認知的能力が注目されています。本セッションでは、途上国の産業人材育成のおいていかに非認知的能力を取り巻く議論が展開されているのかを、非認知的スキルの概念構成整理、職業訓練校への導入、非認知的能力の評価測定、徒弟制における学習過程から検討していきます。途上国の産業人材育成または非認知的スキルの展開に興味がある方々はぜひオンラインでの本セッションにご参加ください。   国際開発学会第31回全国大会ホームページ      

  • 日本語活動報告 活動報告:新興出版社啓林館様の協力の下、SKYプロジェクトの筆記試験モジュールを開発しています。

    現在、SKYプロジェクトでは、コロナ禍により現地調査が難しい為、プロジェクトで用いる技能評価モジュールの精度を高めていくことに取り組んでいます。SKYプロジェクトで使用するモジュールは、筆記試験、実技試験、質問票の3つで構成されています。実技試験はその職業分野の専門家の知見を踏まえて作成し、質問票は、非認知スキルの測定に関する既存の研究に敷衍して作成してきました。現在、モジュール問題設計の新しい取り組みとして、筆記問題の精度を高めるために設問を増やしています。日本の教科書や教材を出版する新興出版社啓林館様の協力の下、日本で実際に使用されている設問をSKYプロジェクトの筆記試験に組み入れています。 途上国において能力測定をする際に、1回限りの試験で能力の有無を示して終わらせるのではなく、繰り返し試験を実施することで、各労働者の能力の変化にも着目することができます。そのように継続的に能力測定をする体制を整えるべく、同じ試験問題を繰り返し使い回すのではなく、都度問題を変える必要があります。その為、新興出版社啓林館様の協力を経て、質の高い問題群をモジュールに反映させ、問題数を十分にストックさせる作業を行っています。 アフリカの労働者といった異なるコンテクストにおいて試験を実施することで、日本の試験の能力測定で用いられている問題群はどのような結果となるのかが明らかになり、日本の試験問題開発の一助となりたいと思います。SKYプロジェクトの技能評価モジュールの質を高めるのみならず、プロジェクトの活動を通じて協力して頂いた企業に対しても有益な情報提供ができるよう今後も取り組んでいきます。