活動報告:名古屋大学教育学部付属中・高等学校(文:谷口京子)2018.05.10 谷口京子 東アジア
地域:アジア
国:日本
2018年3月2~9日の一週間、名古屋大学教育学部付属中・高等学校の中学3年生・高校1年生・高校2年生の317名に英語リーディングテストと質問紙調査を実施しました。
本調査の目的は、今後、エチオピア、南アフリカ、ガーナで若者の読解力を図る目的で作成した英語リーディングテストの予備テストであります。作成した英語リーディングテストが英語テストとして機能するかどうかを測定するために実施しました。また、質問紙調査は、名古屋大学付属中・高等学校の要望で実施し、英語の関心と性格特性を測定する項目で構成しました。全体の構成として、英語の読解力と英語の関心との関係を分析することができるように設計しました。各クラス、英語リーディングテストIが50分、英語リーディングテストIIと質問紙で50分の計2コマの授業で実施しました。
今回の調査の趣旨を説明すると、先生や生徒は熱心に協力してくださいました。生徒の中には、国際開発に興味がある生徒もおり、私たちの研究に興味を持ってくれていました。作成した英語リーディングテストは、日本の生徒には易しかったようで、多くの生徒が早く終了していました。(文責:谷口京子)